どうもこんにちは、シュテ(https://twitter.com/syuteblog)です!
FPS歴8年以上のゲーマーが60hzのモニターから240hzのゲーミングモニターに変えた時のレビューをしていきます。
240hzのモニターの性能についても紹介したいと思います。
また輪郭をくっきりさせる「超解像」と暗い場所を見やすくする「ナイトクリアビジョン」について実際の画像付きで説明しています。
主にFPSゲームをしているのでリフレッシュレートと応答速度、敵の見やすさを重視しました。
今まで使っていた60hzのモニターはこちらのBenQのモニター(GL2460HM)です。
60hzのモニターは2014年4月から使っていて今でもサブモニターとして使っています。
240hzのモニターは2019年3月から使っていて使用期間は5か月程です。
- 基本性能比較
- 最大リフレッシュレート240hz
- オーバードライブ機能で応答速度0.6ms(GTG)
- スルーモード機能で遅延が約0.05フレーム
- 映像をクッキリにしてくれる超解像機能
- 暗い部分を見やすくするNight Clear Vision
- 色鮮やかにするエンハンストカラー
- その他の機能
- まとめ
基本性能比較
BenQ GL2460HM | I-O DATA GigaCrysta EX-LDGC251UTB | |
---|---|---|
画面サイズ | 24インチ | 24.5インチ |
解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 |
最大hz | 60hz | 240hz |
応答速度(GTG) | 2ms | 0.6ms |
入出力端子 | HDMI、DVI、D-Sub | HDMI×2、DisplayPort |
スピーカー | 内臓 | 内臓 |
重量 | 4.3kg | 6.4kg |
基本性能で比較出来るものはざっとこんなものでしょうか。
24インチから24.5インチに変わった点に関しては全然違和感無いです。
解像度は一緒でリフレッシュレートが60から240に変わり、応答速度が2msから0.6msに変わりました。
最大リフレッシュレート240hz
今まで使っていたモニターは60hzまで、60fpsまでしか出なかったのが240hzまで、240fpsまで出るようになりました。
単純計算で4倍のfpsが出る事になります。
240hzのモニターにしてからはエイムが良くなったし出会いがしらの敵も倒せるようになった!
…という実感は変えた当時は正直感じませんでした。
恐らく60fpsで慣れていたからあまり分からなかったのだと思います。
ですが今240hzのモニターを使ってから60hzのモニターを使うとカクつきをとても感じるようになりました。
今では240hzのモニターを使った方がエイムがしやすいと思えます。
常に240fpsが出るとは限らない
240hzのモニターを使えば240fpsが常に出る訳ではありません。
グラボの性能次第でfpsが変わってきます。
自分の場合グラボは「GTX 1070Ti」を使っていてApex Legendsをやっている時のfpsは、オブジェクトがたくさんある場所を向いている時は100前後、そこそこある場所は150前後、無い場所は200前後のfpsが出ます。
グラフィックの設定は全て低いものを選んでいます。
GTX 1070Tiのそこそこ強いグラボでもバトルロワイアル系のゲームでは240fpsはおろか150fps以上出す事も難しくなります。
設定次第でfpsを稼ぐ事が出来ると思いますが240fpsをキープするにはもっと高い性能のグラボを使わないといけません。
これを踏まえると144hzのモニターでも良かったかなぁと思っています。
PS4は60fpsまで
PS4で144hzや240hzのモニターを使用しても60fpsまでしか出ないので意味がありません。
もしPS4で使うのなら60hzのモニターを選びましょう。
オーバードライブ機能で応答速度0.6ms(GTG)
応答速度とは端的に言うと色が切り替わる速度です。
これが速ければ速いほど映像の残像が無くなります。
Gigacrystaのモニターはオーバードライブ機能というのがあり、応答速度を上げて動きの速いシーンでの残像感を無くしクッキリとした映像に出来るというものです。
これのレベル2を使うと応答速度が0.6msになります。
実際に使ってみて違いは分かりませんでした。
スルーモード機能で遅延が約0.05フレーム
こちらも変えた当時は実感が得られませんでした。
しばらく経った今でも操作の反映が早くなったのかゲーム中はあまり分かりません。
ですがインターネットのサイトでホイールで画面をスクロールする時に違いに気付きました。
前のモニターをサブモニターにして交互にホイールスクロールしてみると若干前のモニターでは操作の反映が遅いのが分かります。
ゲーム中ではあまり分かりませんが知らない間に恩恵を受けているのかもしれません。
FPSゲームではコンマ数秒でも大事になってくるのでこれはありがたいです。
映像をクッキリにしてくれる超解像機能
GigaCrystaのモニターの醍醐味の一つが超解像技術です。
映像をクッキリとしたものにしてくれる機能で低解像度でも疑似的に解像度を上げれます。
設定は0から100で10段階あり好みの見え方に調節出来ます。
実際の画面をiPhone10sで撮ってみました。ゲームはApex Legendsです。
iPhoneで撮っているので実際の見え方と多少違うと思いますが超解像なしとありの違いがはっきりと分かると思います。
この超解像技術を使うと遠くの敵の視認性が上がり試合を有利に進められます。
自分も実際に使ってみたのですが超解像100だとギラギラし過ぎるので50くらいにするとちょうどいいと思います。
暗い部分を見やすくするNight Clear Vision
ナイトクリアビジョンとは暗い部分を見やすくしてくれる機能です。
これもとても便利な機能なのです。
実際の画面をiPhone10sで撮ってみました。
画像はこちらから引用させていただきました。
これも違いが目に見えて分かると思います。
ナイトクリアビジョンがなしの時と比べレベル2ではOの文字がはっきりと見えます。
この機能を使うと暗い場所での敵の視認性が上がり隠れてる敵を見つけやすくなり撃ち合いにも有利になります。
色鮮やかにするエンハンストカラー
映像にメリハリをつけて色鮮やかにする機能です。
これを使えば色のメリハリがつくので敵の視認性がより上がります。
設定は0から100で10段階あり好みの見え方に調節出来ます。
自分はゲーム中は80(8段階目)にして使っています。
その他の機能
ここまで大体の便利な機能を書きましたが、他にも様々な機能があるので軽く紹介します。
リモコンで簡単に設定
リモコンが付属していて超解像やナイトクリアビジョンなどの設定を簡単に切り替え出来ます。
今まではモニター裏のボタンをカチカチと設定していたのでリモコンにより少し便利になりました。
5つの画面モード
Game,FPS,RPG,Web,Standardの5つのモードがありそれぞれのシーン適した設定が予め用意されています。
リモコンのワンボタンで簡単に切り替えが出来ます。
各モードはお好みでカスタマイズが出来ます。
高さや角度を変えられるスタンド
高さや角度を広い範囲で変えられます。
高さは110mm、角度の下は3度、上は20度、左右が130度の範囲で調整する事が出来ます。
また画面を90度回転させて縦向きにも出来ます。
個人的に高さを変えられるのが便利だと感じました。
PiP/PbP機能で2画面表示
PiP,PbP機能で2画面の同時表示が出来ます。
親画面はゲーム画面で子画面は攻略サイトを表示したりする事が出来ます。
他にも細かい設定が出来る
上で紹介した機能の他にコントラストや色の濃さ、ブラックレベル、ブルーリダクションなどの設定を好みで細かく変えられます。
まとめ
60hzから240hzのモニターに変えた時のレビューや性能について書きました。
240hzにした事で操作がしやすくなったと今ではとても感じられます。
超解像とナイトクリアビジョンとエンハンストカラーによって敵の視認性が格段と良くなりました。
自分のグラボの関係から144hzでもよかったかなと思いましたが豊富なカスタマイズ要素が備わっていて機能面ではとても満足しています。
今の所不調も見られなく買ってよかったと思える一品です。
I-O DATAのGigaCrystaのモニターはこちらです。
機能は一緒で144hzや60hzのもあります。
他のデバイスの記事はこちら